ケールと明日葉では何が違うのか?
明日葉は日本原産とされていて、ケールは地中海沿岸が原産とされています。
比較的に温暖な気候を好み寒さには強くありません。
また、ケールはキャベツやブロッコリーの原種だそうです。
昔から健康に良い植物として食べられていた歴史がどちらにもあります。
生命力の強い植物であるとともに、どちらも栄養価が非常に高いことから青汁に使用されます。
では、その中で栄養価の違いはどれほどなのでしょうか。
100g中の含有量で比べてみました。
ケール・明日葉成分比較表
栄養成分 | ケール | 明日葉 |
---|---|---|
エネルギー(kcal) | 28 | 33 |
たんぱく質(g) | 2.1 | 3.3 |
脂質(g) | 0.4 | 0.1 |
炭水化物(g) | 5.6 | 6.7 |
食物繊維(g) | 3.7 | 5.6 |
カロテン(μg) | 2900 | 5300 |
ビタミンE(mg) | 2.4 | 2.8 |
ビタミンK(μg) | 210 | 500 |
ビタミンB1(mg) | 0.06 | 0.1 |
ビタミンB2(mg) | 0.15 | 0.24 |
ビタミンB6(mg) | 0.16 | 0.16 |
葉酸(μg) | 120 | 100 |
ナイアシン(mg) | 0.9 | 1.4 |
パントテン酸(mg) | 0.31 | 0.92 |
ビタミンC(mg) | 81 | 41 |
ナトリウム(mg) | 9 | 60 |
カリウム(mg) | 420 | 540 |
カルシウム(mg) | 220 | 65 |
マグネシウム(mg) | 44 | 26 |
リン(mg) | 45 | 65 |
鉄(mg) | 0.8 | 1 |
亜鉛(mg) | 0.3 | 0.6 |
銅(mg) | 0.05 | 0.16 |
マンガン(mg) | 0.55 | 1.05 |
明日葉は摂取バランスが大事
栄養価が高いと言われるケールと明日葉ですが、図を見ると明日葉のすごさが良くわかります。
24種の栄養成分中、18種が明日葉の方が値が高いのです。
カロテンやビタミンK、ビタミンB1など倍に近いものまであります。
パントテン酸やナトリウムに関してはそれ以上。
これはケールの栄養価が低いからではなく、明日葉の栄養価が非常に高いということ。
カロテンは美肌効果や免疫機能、視力の維持などに活躍します。
ビタミンKは止血のビタミンとも言われる、血液や骨の健康に関わります。
また、パントテン酸はストレスを緩和させたり、肌や髪の健康にも影響を与え、健康維持のために働く大切な栄養素。
ケールのほうが多い、ビタミンCやカルシウムなども非常に人間の体には大切な栄養素です。
しかし、全体的に見るとどちらを食べたほうが効率が良いかは一目瞭然です。
もちろん栄養価というのは見境なしに摂取すれば良い物ではないので、明日葉を食べまくれば良いというわけではありません。
そのバランスを含めて体に優しいのがふるさと青汁です。
1日に必要な量を的確に摂取していくことが健康を保つことには大事なのです。
野菜などから摂取できる栄養素が足りないと言われる現代だからこそ、明日葉の豊富な栄養素をバランス良く取り入れていきましょう。
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